滑膜幹細胞治療について
患者さん本人の滑膜を採取後に、体外で培養し増殖した後に膝関節内に注射をする治療です。培養には患者さんの血液を利用します。
MRI(3D)で軟骨厚さ等の状態を評価
対象疾患
- 変形性膝関節症と診断された方
- 投与後1週、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年後の受診が可能な方
※厚生労働省への定期報告が必要となります。
治療効果
- 痛み・膝機能の改善と軟骨厚さの減少を抑制、進行予防などが期待できます。
- 開発施設(東京医科歯科大学)の臨床試験で75%で改善効果が見られました。
- 治療効果・持続期間には個人差があります。
費用について
1膝:1,998,000円(税込)
保険適応外となります。また、生命保険等の先進医療特約には該当しません。
治療スケジュール
01
診察・検査
これまでの治療内容について問診し、採血・画像検査等実施します。
02
採血
滑膜を培養するため、事前に400mlの採血を行います。
03
滑膜採取
手術室で全身麻酔を行い、関節鏡で約0.5gの滑膜を採取します。
全身麻酔をおこなうため、1泊2日の入院が必要です。
04
滑膜幹細胞投与
約2週間培養し、外来で膝関節内に注射します。
04
外来診察・術後診察
1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後の受診が必要です。
お問い合わせ
当院では滑膜幹細胞治療の豊富な実績があり、充実したフォローアップ体制で患者さんをサポートいたします。
ご不明な点がございましたら、当院までお気軽にお尋ねください。