CTはX線発生器を体の周りで回転させてデータを取ることで、体の断面図や立体的な3D画像を作る事ができる機器で、特に骨の描出が得意です。今まで使っていた機種は1cmずつしかデータを取れなかったため、検査中に息を止めていただく時間が長くなっていました。
しかし、2020年に導入したCANONの装置は、最大16cmの幅でデータを取る事ができるため検査時間を短縮することができます。加えてAI(artificial intelligence)と呼ばれる人工知能をオプションで装備したため、被ばくも従来の1/2~1/4と圧倒的に減らすことができるようになりました。
AIが搭載された機器はまだ全国的にも珍しいため、整形外科専門病院ならではの情報を積極的に発信していきたいと思っています。